2009年6月11日木曜日

孤独の種

二十億光年の孤独 谷川俊太郎

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とは
ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

1 件のコメント:

  1.  コメント覧があったことに気付いて、思わず谷川俊太郎の詩にコメントしてしまいます・・・
     恭子!!相変わらずの文面に恭子の健在を日々感じとるよ♪いつもパソコンを開くたびに恭子のブログ見てるよ~
     隙間のない部屋に移れてゴキブリ中継が終わる喜びにホッとしてるなり。。。でもまあ、ものすごい綺麗な部屋に現れるゴキブリより、いそうでいるゴキブリに会う方がうれしいかも☆
     それでは、場違い?なコメントをお許しあれ・・・
    恭子の波乱爆笑ブログ楽しみにしてるからねん!
     体には日々気をつけて!
     歩美よりより

    返信削除